【7/2琉球戦】米山篤志監督 試合後コメント
ー総括コメント
「先制点をとるというのが一つの目標であり、先制点をとった後は自分たちの勝ちパターンだと思って臨んだ試合でした。先制点をとるところまでは、流れとしては悪くない展開でした。しかしながら今までの試合では、敗戦でも何らかの積み上げや手応えを感じながらここまでやってきましたが、今日の試合に関しては、そのような感覚が薄い試合となってしまいました。非常に残念ですし、責任を感じています。」
ーCKからの失点について、反省するところは?
「まず、どんな失点でも失点に変わりないです。新しい選手が入れば、時間をかけて関係性を高めていかなければ、やられてしまいます。やはり、詰めが甘かったと思います。やり方の違いに不慣れな点も出たと思いますし、そういったことまで徹底できなかった自分の責任だと感じています。」
ー「積み上げや手応えが薄いように感じた」具体的な点は?
「相手に圧倒されて負けた試合ではありませんでしたし、相手の強度が高く、自分たちを上回った試合でもないと思います。何かミスマッチを生むような高度な駆け引きで敗れたわけでもない試合で、いわゆる、平凡な負け試合をしてしまったというところに、積み上げの薄さを感じました。自分たちで主導権を握りながら、圧倒して強気に戦うつもりで挑んだゲームだったので、余計にそう感じました。」
ー先制点をとっても、敗れてしまった理由は?
「ゲームの流れを一番変えるのは、得点と失点だと思っています。失点を食らったところが、流れの変わり目だったと思います。前半は1-0で折り返したあと、後半へ修正を施したいところでしたが、1点のみならず2点食らうとは思っていなかった自分自身の甘さも含めて、そういったところが原因だったと思います。加えて、セットプレーになる前の個人戦術の部分も、もっと詰めていかなければならないと思います。メンバーが変わって、主力の怪我も影響して、守備的にDFラインを5枚でより強固に守ろうとした部分が裏目に出たのかもしれません。見直していかなければいけないと思います。」
ー次節以降、どう立て直していくか。
「いきなり勝点が6点、9点ととれるわけではないので、ひとつずつ勝点を1点ずつでも積み上げるということに立ち戻りたいと思います。これまで、手応えを掴みながらここまで来たので、気持ちがはやって先に勝点をとりに行き過ぎたのかもしれないと思っています。もっと地道に、地に足を付けて着実に一歩ずつという考えに立ち戻ることが必要だと思います。」
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