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【11/26松本戦】試合後コメント 米山 篤志 監督

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2023明治安田生命J3リーグ第37節

vs 松本山雅FC

米山 篤志 監督



試合総括コメント

「残り1試合ありますが、ホーム最終戦ということで、ホームで開幕し、最後もしっかりと勝ってこれだけの成長をしたとサポーターの皆さんと確認しながらいいシーズンだったと言えるようにしたいと試合に入りました。試合の内容、展開はいい試合にしてくれましたし、勝つ展開まで作れなかったですが、そういうチャンスもいくつかありました。本気で昇格に可能性を残してパワーをかけてくる松本に対して互角の戦いができたということは0-2で負けた試合を思えばだいぶ成長したなと思えますけど、J2昇格をめざすにはこういうチームに打ち勝っていく必要があると思っています。この先はそこが課題ですし、まだまだ進化しないといけないと思う試合でした。」


―松本相手に今季積み上げてきた部分と足りない部分

「いい守備というところに関しては手ごたえの持てる試合でした。拓也がPKを止めてチームを救ってくれたシーンもありましたけど、最後の最後ラインを割らせなければやられていないというところで進めてきた中で、しっかりと止め切ってくれた、ディフェンス陣も最後の最後は体をあてる、自分たちがやらなければならない厳しさの基準を見せてくれたと思います。決定機に関しては、こちらが望んだほどは作れませんでしたが、相手が出てきた時間帯にはカウンターで打って出るということができていたので、少ないチャンスのなかでも決めきるということが必要な作業になってくると改めて思いました。」


―今シーズン、チームが成長した部分は?

「たくましさはずいぶんと変わってきたと思います。最初は球際であたられて簡単に奪われるシーンも多かったと思いますけど、個の部分で戦える選手が増えてきました。つながりの部分でも、隣の選手、前の選手との連動制においても理解が深まってきたと思います。守備でもコンパクトさができてきましたし、ボールを左右に振られてもあまり崩されずに移動できるようになってきました。攻撃では、ねらい目を合わせて、出し手と受け手がお互いに合ってきたというのは少しずつ成長してきていると思います。完全には合ってないですし、いまそこじゃないだろということもあるので、そういった部分が課題というか伸びしろになってくると思います。」


―来季も監督続投、意気込みを。

「今年、スタートしたときには、選手も僕も初めてでわからない部分もありました。一緒になってつくっていくということに時間と労力は要しましたし、約一年かかってここまで来たこの作業を来年は省いて、この土台のうえでスタートできるということだと思いますので、確実にステップアップした部分を見せられると思います。簡単に負けないのは当たり前、それをベースとしてどう勝っていくのか。そこにもバリュエーションが持てるようなチームをつくって、J2昇格に挑戦していきたいと思います。」


Jリーグ公式HPには選手コメントが掲載されています。

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