【3/24奈良戦】試合後コメント 米山 篤志 監督
3/24(日) 2024明治安田J3リーグ 第6節
vs 奈良クラブ
米山 篤志 監督 試合後 監督会見より
―総括コメント
「終わってみたらまた引分で我慢はまだまだ続く状況ですが、ゲームを掌握することを目指している奈良クラブとの試合は個人的にも楽しみにしていましたし、今年から特に我々も掌握していこうと戦っている中で非常に駆け引きのあるいい戦いができたと思っています。
最後、なんとか粘って勝点1をしっかり取れたということに関しては、みんなしっかり諦めずに頑張ってくれたなというところと、選手たちの頑張り、準備したスタッフたちの頑張りが実っているのかなと思いますが、やはり勝点3を取りにいかないといけないというところからすると、失点が悔やまれるなと思います。
立ち上がりに関しては我々の意図する形でしっかり入れましたし、前半も失点さえなければ、いい形で掌握できていたのではないかと思います。
後半に入ってからはやはり1点が重くのしかかりましたし、連戦最後というところで選手の足が止まり始めたこと、またこの重馬場の影響もあり、なかなか自分たちの形はできなかったですが、結果としての勝点1を取る粘り強さは見せれた試合だったと思います。」
—後半、一点を追う駆け引きの中、ゴールに行った部分でうまくいった部分といかなかった部分は
「我々の意思を見せるという意味では、相手コートでプレーする時間が圧倒的に長かったと思います。そこが成果として出せた部分です。我々が相手コートに押し込む意義としては、相手がボールを持っていても、自分たちがボールを持っていても、チャンスにはなるしピンチにはならないという、目指している部分が上手く出せたのではないかと思います。
ただできなかったところでいうと、相手のシュートも非常に見事なシュートでしたが、ちょっとした隙で失点をしてしまう、それだけにこっちもダメージを受けてしまうところがあったので、そういった隙を見せないという部分がひとつ課題になると思います。」
—我慢というところに関してマイナスの方向に行く懸念もあるなかで、どう捉えてどう前に進んでいくか
「非常に今ギリギリのラインを進んでいると思います。
負けなかったとはいえ、6試合で5引分なので決して褒められた結果ではないと思っています。ただその中で順位表を見ても、1勝、2勝で順位が変わってくる状況も継続していますので、今年のシーズンも去年に引き続きそういう展開になるのではないかと予想しています。
焦れて焦れて自分たちから自爆していくという状況は一番避けたいですから、やはり焦れずに今日のようになんとか粘りながら自分たちの形を全開に出していける、その時を待つのが今一番必要なことだと思います。」
選手コメントはJリーグ公式HPに掲載予定です。
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