GAME

【11/2鳥取戦】金鍾成監督試合後コメント

GAME

2025明治安田J3リーグ第34


vs ガイナーレ鳥取


金鍾成 監督 試合後コメント


―試合総括

内容は別として、勝点を1でも積んでいかなければいけない中で、結果が敗戦で終わってしまいました。細かい内容に関してよりも、もう少し思い切ってやることや、やってはいけないことというのはなかなか簡単に修正できるものでもないので、やりきる、今持っている力を出し切る、残り4試合はそういう方向に進めていくしかないのかなと思っています。


―前半のうちに失点をしてプランの修正はしたのか

前半の間にボールを動かしながら距離感を保ちたいなという中で失点をしました。そこからどうボールを動かしていくか、ボールを動かしながら、ボールに関われるポジションをどうキープするのかという話をしていた中で、相手が思ったよりも早い段階で時間を使ったり、前から来なかったりという展開になりました。そうなると我々もある程度ボールを動かせはしましたが、その相手の自陣に入り込んだ相手をどうこじ開けるのか、それはできなかったというところです。


―ポストに当たってツキがなかったとも言えるが

何かが足りないんでしょうね、何かが。シュートで、もう少し抑えるとか、もう少し狙っていくとか、もう少し踏ん張れるとか、その“少し”がやはり足りなかったから、ゴールできずにポスト止まりになったということだと思います。ただ、その“少し”を今、厳しい試合になった時に出せるか出せないか、やっぱりそこは出していくしかないと思うので、それを選手たちがしっかり最後試合に出る時に「持っているもの以上のものを出していく」という気持ちで出られるような準備をして、そういうゲームをしていかなければと思っています。


―残留を争う群馬は勝利した、最終節に6ポイントマッチを残し、ここからトップ3との3連戦となるがどう戦っていくか

気持ちとしては「追われている」、そういう気持ちになってしまうと思いますが、残り4試合で(沼津との差が)6あるというのは圧倒的に我々が有利ですが、そのどちらも考えない、いかにどちらも考えずに、今言ったようにゲームの時に「力を出し切る」ことが大事なのかなと思います。


―FWで松本選手が先発したが、起用意図と評価

正直意図は誰が出ても同じことを求めるので、現状のコンディションを考えた時に松本(孝平)だと判断しました。大野(耀平)も松本と似たタイプだとは思うので、試合に出してやり切れるだろうと判断して松本にしました。丹羽(詩温)と後藤(優介)に関してはゲームから少し離れていたので、頭からで使えるのか、というところも考慮しています。

評価としてはやれたことと、やれなかったこととそれぞれあるのはみんな一緒です。それに尽きます。


―前節はすごい勝ち方をしてその高揚感が今週はあったと思うが今日の試合はどうだったか

前回の勝ちの高揚感が今週そのまま続いたかというと、やはり置かれている立場から選手たちもそんなに安易に「この勢いでいけるぞ」というそんな雰囲気はなかったです。いい意味で緊張しているというか、いい意味での危機感を持っているというか。

前回はアウェイでかつ、松本市に宿泊をして長野市に当日入りをする厳しいコンディションの中で最後までやり切って勝ちを持ってこられた、でも多分今日も同じように戦っていると思います。同じように戦ってもサッカーなので勝点を取れる時と取れない時がある。前回の準備がよくて今日はだめだったのか、前回の勝利で安心してしまって敗戦したのか、そういうことではないと思っています。同じように戦ったつもりで、同じように打ったシュートが入ったり入らなかったりその繰り返しの中で、そこも含めてどうやり続けていくのかが大事なのかなと思っています。






Jリーグ公式サイト・試合ページはこちら