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7/27(土)明治安田生命J3 第18節 沼津戦 監督コメント

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◆上村 健一 監督 コメント 

「ホームゲームで沢山のお客様に来ていただき、ファン・サポーターの皆様の為に勝ち点3を取って、喜んで帰っていただく事ができず、大変申し訳なく思います。選手自身も100%頑張ってくれたので、それに対して本当に申し訳なく思います。
ゲーム自体は、相手の2トップの守備+ボランチ・サイドハーフの守備に対し、相手の守備の仕方を見ながら、ビルドアップでは落ち着いて前に運べていました。

ボックス付近で積極的にシュートを打ちに行く事であったり、最後のラストパスの質であったり、そういった部分を今一度向上させる必要があると思います。
後半先に失点してしまいましたが、落ち着いてゲームの戦い方を変えることなく、同点に追い付き、その後もチャンスを作ったのですが、
若干オープンな戦い方になった時に、早い段階で沼津さんが、サイドの選手だったり、2トップの選手へボールを供給し、
その結果うちのアンカー周りやサイドハーフの背後の辺りなど、そこに対してのこぼれ球のケアが全くできていなかったので、
それについて今一度映像で振り返りながら、トレーニングで対応の仕方を詰めていきたいと思います。

残り16試合しかないので、この『16試合しかない』という事を『あと16試合ある』というように皆で思えるように、良いトレーニングを行って、次節を迎えたいと思います。」


ー第18節の折り返しスタートの試合で、勝ちたかったゲームでした。今日の結果を捉えて残り16ゲームをどのように立て直して臨みますか?
「昨日もチーム全体でミーティングを行い、『前半戦の総括と後半戦から』の意識付けを行ったのですが、残念ながら勝つことが出来ませんでした。
ただ、試合の進め方、トレーニングしている部分は皆がトライしてくれましたし、入っていく場所という部分は間違いなく継続して行ってくれていたので、
良い部分は継続して、守備の部分は先ほども言いましたが、アンカー周り・またサイドハーフの後ろであったり、その部分を改善しながら、
残り16試合戦い、必ず1試合1試合勝ち点3が取れるように、準備していきたいと思います。」


ー攻撃の部分では渡辺選手が目立っていたと思うのですが、サイド攻撃等のチームの評価についてー
「ボックスの中へ沢山侵入し、アタッキングサードにも入っていくチャンスがあったと思います。いつもよりは攻撃の回数も多かったと思うので、それは継続して行っていきたいです。

ただ、得点を取らないとサッカーは勝てないので。ハーフタイムにも『シュートの意識を増やしていこう』という部分を伝えたのですが、改善がされなかったので、今一度シュートの意識が上がるようなトレーニングを課し、精度を上げながら、次節に繋げたいと思います。」


ー先発はセンターバックの位置に永田選手が入りました。落ち着いてプレーされていた印象ですが、永田選手の評価についてー
「サッカー理解が高く、どのポジションに入ってもチームの役割を果たしてくれる選手で、非常に良いプレーをしてくれたと思います。
ビルドアップでやはり落ち着きをもたらしてくれたと思いますし、彼の良さが出たと思います。
(今後、)怪我であったり出場停止であったり、戦い方であったり、そういったものに対して適した選手を起用したいと思います。その中で永田選手のセンターバックについても、一つの考えとしてあります。」


ー最後の失点の場面について。その前から少し沼津に押し込まれた場面があったと思いますが。ー
「クリアボールを福家選手が収めに行ったのですが、そこで収まらず、そこから逆サイドに展開されて、ロングボールを入れられて、
セカンドボ-ルを拾われた後のミドルシュートだったと思うのですが、(ボールを)入れられた後のオフェンシブの帰陣のスピードや、最後の身体を投げ出す部分、そのベースが少しだけ足りないと思うので、トレーニングの中で今一度要求し、選手がゲームで必ず発揮できるように、練習したいです。」


ー試合が終わった瞬間、沼津の選手が倒れこんでいました。完全燃焼だったと思います。カマタマーレにとってホームでの敗戦、『勝てるゲームだった』と悔しがっているサポーターもいました。今日の試合、そしてこれからの試合に向けて、今考える点はー

「人それぞれ、色々な見方を皆さまなされると思いますが、なるべく多くの皆様に納得していただけるゲームをやりたいですし、
沼津の選手の皆さんが終わった後に倒れているという点では、自分達がボールを握る時間が長く、守備で沢山足を使うという点があったと思うので、その部分は展開の違いであると思うので、一概には言えないと思うのですが、
是非見に来ていただいた皆さまに、少しでも満足していただける試合を必ず今後やっていきたいと思います。

『スペクタクルなサッカーをやります』という事は、もちろん沢山行いたいと思うのですが、
まず最低限の『最後まで頑張る(戦う姿勢)』『最後まで走る』『帰陣を早くする』『球際を強くする』という部分は今一度、選手に要求し、
そういった所を見ていただき、更には勝ちゲームを見ていただき、
納得していただけるゲームを増やしていきたいです。」