GAME

8/15(土)明治安田生命J3 第10節 ブラウブリッツ秋田戦 監督・選手コメント

GAME


 望月一仁監督

「この試合の目標は無失点に抑えることだった。選手たちは頑張ってくれて無失点だった。無失点に抑えれば勝点1、1得点すれば勝ち点3という試合を作りたかった。無失点で勝点1がとれ、嬉しい。」


フォーメーション変更の意図は

「これまで4バックで戦っていたが、攻守で連携がとれなかった。無失点に抑えるため、3バックを採用した。」


(4バックの守備時)センターバックとサイドバックの間のスペースを使われることがあった。そこを消す意図があったのか

「まずはそこを消そうと選手たちに話をした。」


セットプレーやロングスローが多くあったが無失点。どのような指示を

「選手たちは集中して守れた。第3節以降はセットプレーで失点していない。選手たちは集中して守れ、自信を持っていると思う。」


攻撃の狙いは

「アンカー中心に攻撃を組み立てようとしたが、相手のプレスが早く、前を向いてプレーできなかった。サイドからの攻撃も考えていた。首位を走るチームでプレスが早く、思うようにパスを繋げなかった。このレベルのプレスでも、パスを繋げるチームにしたい。」


選手交代枠が残り2枚あったが

「林友哉選手は疲れていたが、相手の脅威であるセットプレーで集中して守備ができており、交代しにくかった。」


今季初の無失点試合だった。試合終了後の選手たちの様子は。自信になっていたか

「はい。無失点は究極の目標だった。秋田のターゲットめがけてボールを蹴ってくるサッカーに対して、守ることができた。」


セットプレーを与えないという意図はなかったのか

「与えない守備をしたかった。しかし、相手GKからのロングフィードからスローインをとられ、押し込まれた。また、相手のクロスを弾いて、コーナーキックを与えていた。セカンドボールを拾うこと、もっと高い位置からのプレスが必要。ペナルティエリアに侵入させないことを強調していたが、プレスできない場面が多かった。」


秋田を脅かすシーンがあった

「ペナルティエリア内に侵入する回数を増やすことを目標にしている。増やすために、もう少し攻撃のバリエーションが必要だと思う。」


次戦・アウェイ八戸戦に向けて

「相手はパスを繋いでくるチームなので、まずはしっかり守備ができるようにしたい。」


清水健太選手

「チーム状況が厳しい中、首位の相手に戦えていたと思う。これをベースにすれば、今後に期待を持てる内容だったと思う。」


前節4失点だった。この一週間どのように立て直したのか

「メンタル面やチームで同じ方向を見ることを話し合った。戦い方、システムを変えて臨み、最低限の結果を得ることができた。」


3バックの練習は、今週の練習が初めてだったのか

「はい。秋田戦に向けて、スタッフ陣が考えてくれたシステムだったと思う。」


守備でチャレンジやカバーの部分はどうだったか

「明確にでき、流れの中で危ないシーンが少なかった。『チームとして戦えている』と後ろから見て思った。」


セットプレーを無失点で抑えたことは

「秋田は多くのセットプレーから得点したかったと思うが、第3節以降セットプレーから失点していなかったので、自信をもって守備ができた。」


今季初の無失点試合。今後どのように繋げていきたいか

「連敗や失点の流れを切ることができた。今日の試合の戦い方をベースにするが、次の試合で脆さを出してしまったら、今日の試合が意味のないものとなってしまう。」


あとは、攻撃面が課題か

「勇気をもってボールを動かすことが足りない。首位との対戦でメンタル面もあったと思うが、次節は改善ができれば、今日とは違う結果になる。」


岩本和希選手

「相手の徹底したやり方に対して、守備で踏ん張ることができた。もっとしっかりとビルドアップできたら、シュートやペナルティエリアの侵入回数を増やすことができたと思う。」


守備がうまくいった要因は

「セットプレーを狙ってくる攻撃だった。セットプレーの時は一回プレーが途切れ、集中力が大切。第3節以降セットプレーで失点していないことが自信となっており、結果に表れた。」


前後半の立上りなどでも失点がなかったが

「立上りは特に、シンプルなプレーを意識している。どの時間帯から自分たちのサッカーにもっていくかが、今後の課題。」


今日の試合ロングボールでの攻撃を狙っている印象もあったが 

「狙いの一つであったが、ロングボールが増えると5分5分のボールが増えてしまう。ポジショニングをしっかりとすれば、もう少し繋げるイメージもあった。メンタルや技術を改善したい。」


無失点で、首位の秋田に勝点1。浮上のきっかけになったのでは

「きっかけにするか、しないかは自分たち次第。『いいきっかけになった試合だった』と言えるように練習していきたい。」


これまでの試合より集中して守っている印象だった。ピッチ上で、声掛けの頻度などの変化はあったか

「セットプレーで、プレーが途切れる時間が多く、コーチングが有効的にできた。声掛けは多少多かったと思う。」