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9/15(日)明治安田生命J3 第23節 秋田戦 監督コメント

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 ◇上村健一監督コメント

「先ず、遠く秋田まで香川から、関東からもですが沢山来ていただいたのにも関わらず、本当に申し訳なく、試合が終わった後にも、色々な貴重なご意見をいただきましたが、そういった皆さまに本当に申し訳ないゲームをしてしまいました。
次節に対してしっかりと準備をして、応援して下さる皆さまに対して返せるようにしたいと思います。
ゲーム自体は先に失点してしまい、試合前には先制点が重要になるという話をしたのですが、クロス対応で2失点してしまいました。
実際に5失点の内、ほぼクロスからの失点であったので、しっかりと次節に向けて改善したいと思います。
攻撃の部分は実際にシュートまで持っていけるチャンスは何度もあったので、それをゴールという形に持っていけるように、細かな所を詰めていきたいと思います。

次はホームなので、熊本に対して良い準備をし、勝ち点3を奪えるように皆でトレーニングをしていきます。」



ー今日の試合は先発5人を入れ替えて臨んだ試合だったと思いますが、FW中村選手の先発起用はどういった狙いがあったのでしょうか?
「相手が基本的には5バック気味になったり、前線から5-2-2-1でプレスを掛けてくるので、そのセンターバックを動かした際のスペースを彼に奪ってもらうという所に期待して、起用しました。」



ー前半30分過ぎから讃岐の時間帯となっていたと思いますが、そこでもっとゴールへ、決定機に迫る必要があったと思います。
その辺りでもう少し必要だった要素はどういった所でしたか?

「ゲーム前に選手には少し話をしたのですが、サイドでのモビリティであったり、5枚を前にするとどうしてもスペースがないので、そのスペースを動かすボール回し、人の動きであったり、その回数やタイミングを詰めていかないといけないと思います。」



ー前半から両チームともサイドから何度もチャンスを作っていましたが、その辺りは想定されていたのでしょうか?
「両サイドがワイドにポジションを取っていて、サイドからの攻撃、その攻防というのはポイントになると考えていたのですが、
なるべく前線でプレスを掛けるという所が、今日の狙いの一つでもあったので、そのポイントを越えられ、ミスから良い形でボールが入った、という部分では、良い状態で守備をスタートできなかったという所があったので、それは守備だけでなく攻撃にも影響していたと思います。」



ー遠路駆けつけたサポーターは、相手チームに負けないくらい魂込めて、声を出していたと思います。
その一方で、選手は一生懸命プレーしていたと思うのですが、正直申し上げますとサポーターに比べて、熱というかパッションという物が、私は感じられませんでした。
改めて、昇格を諦めたのか、また残りの試合をどうされるのか、教えてください。

「選手一人たりとも諦めてはいません。残り11試合、可能性が残る限り、しっかりとポイントを重ねて、昇格に向けて、皆戦います。
その中で、熱が足りなかったという所ではどうしても、劣勢と言いますか、0-2、0-3、0-4となってしまったので、その中での難しさ、このスコアをひっくり返す難しさという所から、少しボールを奪えないという所と、攻撃が単発で終わってしまう、攻撃に転じたタイミングで、中盤エリアでボールを失ってしまう、という部分でメンタル的な物がどうしても続かなかった所があったと思います。

そのボールを奪ってからの攻撃に転ずる際の転じ方であったり、あとは最後まで諦めないという事は皆がやってくれたと思うので、その諦めない物をどうやって形に現わしていくか、形に変えていくかという所をトレーニングします。」



ーポイントを重ねていく。という事で仰られて、これまでも、ブレずにやっていくというお話をされています。
後半戦に入り、1勝5敗です。2試合続けてノーゴール。今日も5失点。なぜ、結果が出ない戦い方に拘っていらっしゃるのか、選手のパフォーマンスが悪いのか、あるいは戦い方が根本的に悪いのか、もっと若手選手を起用することですとか、色んなやり方があると思うのですが、どのように残り11試合を戦っていかれるのでしょうか?

「やり方については、やはり自分たちが今まで積み上げてきた物は、大きく変えないです。ただ、戦い方という部分で、相手に対して少し受け入れて戦うといった所も必要かと思うので、その辺りの戦い方は少し柔軟に変える必要があるとは思っていますが、基本的な戦い方は変えません。

ただその中で、若手という話も仰られましたが、自分たちが戦い方に対して、必要な役割が果たせる選手をピッチに送り出したいですし、状態が良い選手であったり、その選手をピッチに送り出すという所は変わらないです。」