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12/8(日)明治安田生命J3 第34節 岩手戦 監督コメント

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◇上村 健一 監督コメント

「遠くまで応援に来て下さったファン・サポーターの皆様へ勝ち点3を届けることができなかったことが、本当に悔しいです。また寒い中、最後まで応援して下さったので、本当に申し訳なく思います。

ゲーム自体は、難しくもない自分達のボールロストからゲームの流れを難しくしてしまい、更に失点をしてしまって、90分間難しいゲームとなってしまった印象です。

ただ、最後までゴールを奪う為、相手からボールを奪って攻撃をして、勝ち点3を奪いに行くという姿勢は見せ続けてくれたので、その結果として1点追い付くという所までは行けたので、そこまでは良かったのですが、2点3点取って勝ち点3を奪い、最終戦を締めくくりたかった。ただそこまでが行けなかった、残念なゲームでした。

ただ選手は本当に最後まで一生懸命戦ってくれましたので、その部分は満足しています。」



ー今日でカマタマーレ讃岐の監督業を終えられて率直なお気持ちを聞かせていただきたいのですが、1年間色々な言葉を掛けられてきたと思います。その中でご自身の信念を曲げず走り切ってこられました。清々しいお気持ちなのか、悔しい気持ちが残るのか、教えてください。ー

「クラブがJ3に落ちた時も、行政の皆さまや色々な方々の本当に多くのご支援があり、有難くプレーさせていただいた。また今日もそうですが常に結果が出ない中、応援して下さったファン・サポーターの皆さま、その皆さまに結果としてJ2昇格というもので返せなかった。そのことに尽きるので、本当に悔しい思いでしかないです。」



ーファン・サポーターの皆さまに向けてメッセージをお願いいたします。ー

「結果を出せずに、本当に申し訳なく思っております。ただ、このクラブはこれからも続いていくので、ぜひ引き続き応援していただいて、(11月24日ギラヴァンツ北九州戦)北九州さんとのゲームで昇格というものを目の当たりにし、ある意味良い経験もしたと思うので、ぜひそれをPikaraスタジアムで、皆で喜び合えるように、引き続き応援していただいて、選手はその期待にしっかりと応えれるようにトレーニングをして、ゲームに向かってほしいというその想いだけです。」



ー川村社長が6日にお亡くなりになりました。この件に関しての監督の想いをお聞かせください。ー

「昨年度、クラブがJ2からJ3へ降格して、難しい時期に自分を信じて下さり、監督に託して下さった。そのことに感謝しきれない想いです。

ただ、それに対して結果というもので返せなかったということが本当に申し訳なく思いますし、今日も試合前に選手には『私も含めて皆、川村社長が最後に判子を押して雇ってもらった選手達、スタッフなので、その川村社長に対して、今日1日でその想いを返そう』と伝えて送り出したのですが、結果的に勝ち点3を取ることができず、悔しい想いです。」



ー質問が二点ございます。上村監督のこれからのサッカー人としての路を教えてください。

また、今日で監督としてカマタマーレ讃岐を離れられる訳ですが、カマタマーレ讃岐に対してのメッセージをお願いいたします。ー

「どういった形で、どんな地域で、どんなクラブに関わるかは分からないですが、自分自身が関わる地域、選手に対して一生懸命サポートをするという形はこれからも変わらないですし、

自分がいる地域、人に対して100%、一生懸命サポートしたいですし、それを続けていきたいという想いで自分のキャリアを過ごしていきたいと思います。

サポーターの皆さまに対しては、本当に苦しいシーズンでしたが、最後まで応援して下さって、本当に有難く思います。

皆さまに対して、また関わる機会があるならば、しっかりと自分自身が成長し、クラブにもっと良い物を還元できるように、指導者としてキャリアを積んでいきたいですし、

サポーターの皆さまには、このクラブがJ2に昇格して、のちにはJ1にチャレンジできるようなクラブとなっていけるように、ぜひ引き続き応援をお願いしたいです。

クラブも色々と変わっていくと思うので、ぜひ皆さまと一緒にクラブを創り上げていけるような、そのようなクラブとなってほしいと思います。」