ホームタウン

11/17(日) )相模原戦「誰もが笑顔になれるスタジアム」サッカー観戦体験・魅力体験企画実施のご報告

ホームタウン

「なにこれ! ぼくも操作してみたい!」

アバターとスタジアムがつながったとき、驚きと興奮に満ちた光景が広がりました。


アバターはカメラ機能付き、遠隔操作型ロボットです。アバターを活用すれば、様々な理由でスタジアムに来場できない方に、まるでその場にいるかのような体験をすることができる―。そのアバターを使って様々な理由でスタジアムに来ることができない方々に新しい感動を与え、更なる笑顔を生み出すきっかけになると考え、香川県、ANAホールディングス、カマタマーレ讃岐が中心となり3者共同で本事業を実施することになりました。

今回対象となった皆様はかがわ総合リハビリテーションセンターの皆様でした。施設とカマタマーレ讃岐は、2014年から訪問を続けていました。毎年トップチーム選手が訪問をしていましたが、スタジアムで一緒に喜びを味わえない。私たちはもどかしい気持ちでいました。そこで、3者で連携し、施設の方に自分に声を掛けて一緒に遊んでくれた選手が、ピッチを駆け回り、勝利に向かって闘う姿、そして勝利を信じ応援するサポーターの姿を見せることができたら、それが施設の方に新しい感動を与え、更なる笑顔を生み出すきっかけになると考えました。私たちは「誰もが笑顔になれるスタジアム」を合言葉にこの企画を進めました。


11月13日(水)には、かがわ総合リハビリテーションセンター・たまも園に竹内彬選手、森川裕基選手が事前訪問をしました。11月17日(日)SC相模原戦での必勝を誓いました。カマタマーレコールが起きるなど温かく迎えていただきました。




試合当日、施設では、フラッグを片手に、アバターを通じて観戦体験をしました。イベントの会場のカマタマ広場で多くの、サポーターの方がアバターと触れ合っていただき、空間を超えた人と人の繋がりが広がりました。

実際操作した方は、初めて訪れたスタジアムに驚き、目を輝かせていました。

当日実施していたイベントを楽しみました。






ピッチ内ウォーミングアップの時には選手と会話し、お互いに試合へのモチベーションを高めました。




試合中も施設の雰囲気はスタジアムそのもので、勝利を信じ応援する姿がありました。

そして、82分その歓喜の瞬間が訪れました。ゴールを決めた瞬間「この前、来てくれた選手がゴールを決めた!」実は、重松選手は、今年の3/27日(水)にかがわ総合リハビリテーションセンターにサッカー教室で訪問し、声を上げたお子さんと交流がある選手でした。

そして、勝利が決まった時には、改めて大きな拍手と歓声がおこり施設側の雰囲気とスタジアムが一体感に包まれ、施設側の応援が届いた気がしました。



試合後、竹内彬選手は「声援が力になりました。このような企画はとてもいいと思いました。事前に訪問し、試合当日、アバターでたまも園の方と話ができ、力になりました」と話しました。




参加した方から来年も来てね!来年もまた待ってるね!楽しかったなどの言葉をもらいました。

施設の職員からも、今回のように、自分でロボットを操作し、施設外の方と触れ合うことは非常に貴重だと感じており、参加いただいた施設入所・通所者も楽しそうにしているので、良い機会をいただけたと、話しておられました。


今回、このような機会を提供してくださった、かがわ総合リハビリテーションセンターの皆様、香川県、ANAホールディングス株式会社、サポーターの皆様、アバターのご案内をしてくださいましたボランティアの皆様、本当にありがとうございました。


カマタマーレ讃岐は今後も「誰もが笑顔になれるスタジアム」を目指し、様々な取り組みをおこなっていきます